【他者理解の秘密】「世の中にはいろんな人がいるな」で終わらない面白い世界

こんにちは！「コロンブスの魔法」のSAORIです。

「世の中にはいろんな人がいる」

これって誰もが当たり前やろって思うと思います。
でも実際に知識・情報として知ってるのと、
完全に腹落ちしてるのではまったく違うんですね。

「じゃああなたはどんな人ですか？」
「あなたは何ができて、何をする人ですか？」
「あなたは何をしたくて、私に何を求めてるんですか？」

みたいなちょっと抽象的な質問に
自信を持ってスラスラ答えられる人は多くはないでしょう。

もちろん過去の私も答えられなかったし、
無理してカッコつけて答えたとしても、
心の中は超ザワザワしたりしてました。

今は答えられるけど、
「じゃあそれで完璧ですか？完成してますか？」って聞かれたら、

まだまだ分からないことも、
知らないこともいっぱいあると思ってるし、
未熟なこともあるので、
これからも学び続けます！！！

って言うと思うんです。

人は多面体であり、完成形はない。
完成形が決まってなくて、可能性は無限大だからこそ、
魂を磨き、霊性を高めるために
色んな人と出会い、経験させてもらってるんだ。

そんなふうに今の時点で私は思ってます。

なので、
自分自身のことも日々理解し続け、
磨き続ける必要があると思ってます。

現在の自分のことが健全に認識できてこそ、
自分がどんなときも自家発電のようにエネルギーを放ち、
パワフルな存在であるからこそ、
他者や世の中に喜びや幸せ、楽しみ、癒しを提供できると思ってます。

自分の状態が良くないと、
何もはじまらないくらい自分の状態って大事なんです。

だから私は
世の中の人たちに「良い状態」「MAXの状態」を知って欲しい。
潜在的な能力とかも充分に発揮して、
せっかくの今世のこの命を燃やして、
情熱的に生きて欲しいなって思ってます。

もちろん、思いっきり笑いながら♡

世の中の人たちがそれぞれの持ち味を知って、
それを活かして他者や世の中に向けて色んな形で発揮して、
笑顔で生きていける世界を見たくて
今の活動をしているんです。

だから卒業された方を含めて、
お客さまが嬉しそうに楽しそうにしてる姿が、
お客さま以上に私の喜びなんですね。

本当に嬉しいな――――って思います。

でもそれだけ世の中には、
「自分が何者なのか？」が分からないって人がいます。

過去の私もこのドツボにハマってました。
いつまでもモヤモヤが消えなくて困ってました。

「世の中には色んな人がいる」って言うけども、
自分のことすら分からない人がめっちゃ多い。

だから当たり前ですが、
他者が「どんな人なのか？」を理解すること、
つまり他者理解って、
簡単じゃないと思うんです。

実際に「自分」というフィルターを通じて
世の中や他者のことを見ている人がほとんどで、
その自分のことすら分かってなかったら
当たり前に他者理解は歪みます。

さらに「自分」を分かってたとしても、
他者を理解しようと思うと、
完全に自分を抜け出して、
冷静に客観視する視点が絶対必要です。

これは人間である以上、
どうしてもエゴがでやすいからです。

相手に対する個人的な感情が出てきてしまったり、
世の中の、自分の常識や価値観を押し付けそうになったりするからです。

自分のフィルターを通じて見ている他者を
「こういう人」って決め付けがちです。

相手の世界観を完全に尊重するって、
分かってると思ってる人はいるかもしれません。

でもできてる人って、ほとんどいないです。

エゴのない、本当に純粋な状態で客観視するのって、
それ相応の訓練がいることだからです。

私も今でこそ、
無料個別相談（無料体験セッションみたいなのをしてます）で
初対面のお客さまであっても、10分くらい話せば、
その場である程度のレベルの理解ができるようになってきました。

それでも「なってきた」だけです。
完璧とはまったく思ってないです。

でもここに至るまで5500人～6000人のお客さまとお話ししてきてます。
年数になおすと21年目です。

今の仕事とは別で、
転勤しながら会社員を14年やってたので、
営業職、組織マネジメント、採用、転職サポート・・・って、
ひたすら対人支援の仕事をしていたので、
合計すると、かなりの人数に会って話してきてる方だと思います。

それでも思います。
お客さまのことを「本当の意味で理解する」って簡単じゃないです。

実際に私がお客さま側の立場で、
誰かのサービスやサポートを受けていても、
「理解されてないな」って感じたことも何度も経験があります。

だからこそ、
今の自分に対しても「できるようになったこともある」くらいに思ってます。

これはプロとしての職人のようなこだわり、
もっとお客さまを理解できる自分になりたいという
技術を磨くことへの欲求でもあります。

でも今の自分でできる最大をいつもやると言うのは決めていて、
そこに対して一切の妥協と手抜きをしないのは、
自分のいいところだとも思ってます。

過去の1人目のお客さまも、
当時18歳だった私のことを気に入ってくれた。
その時の自分にできる最大のことをした。

新入社員で、はじめて営業先でお会いしたお客さまも、
当時22歳だった私のことを気に入ってくれた。
その時の自分にできる最大のことをした。

その積み重ねで今があって、
今の私に出会ってくださっているお客さまも、
今の私を気に入ってくださっていて、
今の私にできる最大のことをしてる。

過去のお客さまが
今の私を気に入ってくださるかは分からない。

今のお客さまが
過去の私を気に入ってくださるかは分からない。

というか、
そんな世界線は存在しないんですね。

過去だから出会えたし、
今だから出会えたし、

それだけなんです。

過去の私と、
今の私は放ってるエネルギーも、
行動も言動も違って当たり前。

同じになるなんてできないし、
それはまったく違う世界線。

自分を含めて「人間」ってそれだけ多面体ですし、
未来に向けても、
違う一面が顔を出してくることだってあって当たり前。

ずっと同じってないです。

だからこそ、
お客さまだろうが、家族だろうが、恋人だろうが、友人だろうが、

本当の意味で目の前の今の相手のことが「理解できた・分かった」ってなるのって
簡単ではありません。
でもある程度は「できること」なんです。

歩み寄る姿勢、理解しようとする姿勢、
どうすれば理解できるかな？って
いつも考える思いやりがベースだと思います。

ベースに相手を想う思いやり、愛があるから、
知恵や知識が増えていくし、
学ぼうとするから学べる。

そして純粋に理解しようと行動するから、体感できる。
この連続の先に本当の他者理解って生まれてくると思います。

相手のことを本当に理解するって、
相手のことに関して「悟る」くらいの境地なんですね。
だから訓練も根気もいるんです。

私の実母が、
実父のことを「ようやく分かってきた」って表現するんですが、
いつもその姿勢を尊敬しています。

私の両親は結婚して40年ほどの夫婦です。
相手のことを今もなお「分かってきた」って表現できるって
一切の決めつけや思い込みがなくて、かっこいいなって思います。

自分がまだ分かってないことを前提に、
今でも父のことを知ろう、理解しようと、
日々対話する姿勢を保っている母が素敵だなと思います。

子どもである私にもそういうふうに接してくれる母の姿勢に、
本気で尊敬してるし、とてつもない大きな愛を感じます。

メルマガ読者の皆さまはご存知かと思いますが、
昔の私はこういう母の愛をまったく分かってなかったので・・・。
関係性も良くなかったです。

でも今は、
母のことを「分かってきている」ので、
びっくりするくらいの調和・共鳴によりベタベタの親子関係です。

過去の私からすると、
想像できなかった世界線が今の私と母の関係性です。

今感じてるのは、
あれだけ険悪になってしまうくらい、
母のことで悩んでいたのって
それだけ本音の本音は誰よりも母と仲良くしたかったんだよなーって。
そんなふうに思います。

やっぱ実親であっても、
相手を本当の意味で理解することで、
調和もできるし、人間関係はまったく違うものになるなって、
日々体感させてもらってます。

「色んな人がいるな」で終わらずに、
大切な人を本当の意味で理解できる人になって、
真の人間関係をつくっていくことで、

家族、パートナーシップ、友人、ビジネス・・・
人生において色んな大好転が魔法のように起きてきますよ。

無料個別相談でお話しできるのを楽しみにしてます(^^)