我慢するというのは誰のためにもなってない

こんにちは!「コロンブスの魔法」のSAORIです。

昨日は我慢癖の記事をお送りしました。

今日はその続きで、
誰が見ても明らかに理不尽な状況に陥ってても、
「我慢」してしまう人。

言いたいことが言えなかったり、
本音が言えなかったり。

柔軟に人に合わせることができる能力はいいんだけど、
人に優しく奉仕できる利他の精神は素晴らしいんだけど、

時にそれは幸せではなく不幸な現実を引き起こしてしまいます。

私も(今はマシですが)昔は我慢強いタイプだったので、
この我慢癖が招いた痛い経験はいっぱいあります。

例えば恋愛でも、

相手を許して依存させてしまうところ。
本当はされて嫌なことも我慢するし、
本当は断りたいタイミングで断れなかったり。

結果として相手はどんどん支配的になって
居心地よく最高に気持ちよくなっていくし、
私はキャパオーバーするほどの重荷を背負うことになって、
身動きが取れなくなっていく。

一度OKしたこと、自分がやるって決めたこと、
そういうのを抱えられなくなっていきました。

向こうからすると
「自分でやるって言ったやん・・・?!」みたいな話で。
その場でNOを言えないからこういうことになる。

そして限界がきて別れたいと言っても、
絶対に別れたくないって揉めまくりになり泥沼・・・
とかとか。

仕事だったら、

無駄に責任感が強くて、
会社やお客さま(営業職でした)に異様な奉仕の精神を発揮してしまう。

理不尽な数字の要求でも応えるし、
理不尽なお客さまのわがままにも応える。

営業成績はいいけど
ものすごい疲弊と自己犠牲のもと成り立ってましたね・・・苦笑

おかげでお客さまにはめちゃくちゃ好かれたし、
会社からも超評価してもらえたけど、
それってそんなことする人いないからですよね。

ってことは私が去ったあとの後任の営業担当の人は
明らかに大変な思いするし、
お客さまからしても混乱しますよね。

人間関係でも健康面でもパターンは一緒です。
「自分が我慢すればいいや」っていう我慢が大前提、デフォルト。

私の場合はですが、
過去のこれって優しい人間なんじゃなくて、
自分がとりあえずその場をやりすごそうとしてただけ。
周りが見えてませんでした。

まともに状況や関係性を客観視できてなくて、
まともにその場で判断できてなくて、

とりあえず穏便にやり過ごそう~って
見て見ぬふりを続けてきた結果が招いた不幸でした。
みずから大変な方向に進んでいくことになった。

当時は私も大変だったし、
昔の恋人にも大変な思いさせたし、
仕事も周りの人や関係者の人も明らかに迷惑ですよね。

それだけの利他の精神があるのはいいんですが、
発揮する方向も方法も間違えまくってました。

本来であれば、

恋人との関係性においても二人の立場はフラットです。
だから当然ながら
どっちかだけが本音を言えなくて我慢して、
相手は言われないから気付けないまま日々が進んでいって、
爆発して・・・なんて望ましくないです。

これじゃただの察してちゃんです(笑)
まぁ当時は高校生だったし幼かったですね。

大事なのはちゃんとそこを確認しながら進んでいくことです。

相手が本音を言えてるかな?って
どうすれば言えるかな?って探っていく。

言うことでスッキリするなら言いやすい方法を見つけて。
言うのが難しいなら、最初は文字でもいい。

逆に自分が本音を言えてるかな?って
日々自分の心に問いを立ててみる。

言えてないことや伝わってないことがあるなら、
ちゃんと伝わる方法を模索していく。

そんなことが大事ですよね。
男女の前に人間関係なので。当たり前の信頼関係構築が必要です。

仕事でも、
もちろん求められる役割や期待に応えるのも大事だけど、
そのために自己犠牲するのは違う。

もっと全体を見て、
バランスを取っていくことが大事です。

自分が潰れるのは論外だし、
数字が出ればそれでいいわけないです(笑)

末永く
そのお客さまが会社と懇意にしてくれるように、
担当が変わっても発展していけるように、

そっちのがかなりの価値があります。
この20代前半の大失敗でこれに気付けてから、

私は
「自分が異動したあとも、未来永劫発展し続けられる組織作り」を目標にしました。
そのために
優秀な人材と、素晴らしい顧客をのこし続けるぞと。

そんなふうに変えてからは、
ちゃんとお客さまにも「NO」が言えるようになりましたよ!

たしかに会社のいち営業と、お客さまって立場だったら、
お客さまを大切にってなるんですが、

できないものはできないってお伝えするのも誠意ですよね。
今思えば当たり前ですが・・・
当時はお客さまの無理難題に対して何とかします!!みたいなタイプでした(笑)

一緒に仕事してる周りの同僚や上司も気持ちよく働けるように。
お客さまも気持ちよく取引していただけるように。

そんなことを覚えられた若かりし日の貴重な経験です。

正反対の「我慢できない」っていうお悩みももちろん聞きますが、
今日は「我慢しすぎる」というお話をシェアしてみました。

良かれと思ってやってることが、
実は誰のためにもなってないみたいな、
過去の私のようなパターンに陥ってる方は
その我慢癖、我慢筋をゆるめて素直筋を鍛えていく時期かもです。

無料相談でお話しお聞かせください(*^^*)
本日もありがとうございました!!

投稿者プロフィール

SAORI
SAORI
プロフィール

神﨑 さおり(かんざき さおり)
1985年福岡県生まれ。株式会社フォーマルハウト代表取締役。

大学卒業後、
大手生命保険会社・大手人材紹介会社にて15年間勤務。
営業組織マネージャー、営業所長、セミナー講師として
人材育成・組織マネジメントに携わる。

会社員時代は年間50億円以上の売上実績、全社1位での表彰など
成果を出し続ける一方で、
結果だけでは満たされない違和感から
人生と意識の探究を始める。

心理学・脳科学・精神世界・占術などを
15年以上にわたり学び続け、
理想の人生を意識から創造する
独自メソッド 「五次元創造力」 を体系化。

現在は個人セッション
「コロンブスの魔法」 を通して、
クライアントが本当のゴールを見出し、
人生の流れを整えていく伴走を行っている。

保有資格
・全米NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー
・日本NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー