逆エンパスと呼ばれてきた人へ
― 私は、もうその名前で自分を縛らない ―
昔、私は
「逆エンパス体質」「宇宙人的」「スターシード的」
そんな言葉を使って、自分を説明していました。
当時の私は、
人と同じように生きようとして、
何度もつまずいて、
「なぜ私はこんなにズレるんだろう?」
「なぜ分かり合えないんだろう?」
という問いの中にいました。
周りからは
「変わってるね」
「考えすぎじゃない?」
「気にしすぎだよ」
そして「頭おかしいんじゃない?」「可愛くない」
と言われることも多くて、
自分でも
「私は人と違うんだ」
「たぶん、普通じゃないんだろう」
そう思うしかなかった。
だから当時の私は、
自分を理解するための“言葉”を必死に探していて、
その中で出会った沢山の言葉の中のひとつが
「逆エンパス」という表現でした。
あの頃の私は、必死だった
正直に言うと、
あの頃の記事は
誰かに何かを教えたくて書いたというより、
「私はここにいる」
「私は間違ってない」
そう言いたくて書いていた部分が大きかったと思います。
自分の感覚が強すぎることも、
世界を深く見すぎてしまうことも、
エネルギーが溢れすぎてしまうことも、
全部まとめて
「逆エンパス体質だから」
と名付けることで、
ようやく息ができた。
あの記事は、
私にとって“救命ボート”みたいなものでした。
そして不思議なことに、
その記事をきっかけに
私を見つけてくれた人もいました。
当時の私には、
それがどれほど大きな意味を持つことか、
まだ分かっていませんでした。
でも今は、少し違う場所に立っている
今の私は、
あの頃と同じ景色を
同じ温度では見ていません。
たくさんの人と向き合って、
セッションを重ねて、
意識や構造を見続けてきて、
はっきり分かったことがあります。
「逆エンパス」という言葉で括られてきた人たちは、
特別な体質というより、
“意識の処理容量が大きい人たち”だということ。
感情がないわけでも、
共感性が低いわけでもない。
むしろその逆で、
情報も、感情も、意味も、
一度にたくさん受け取ってしまう。
だから、
・一般的なアドバイスが効かない
・普通の癒し方で回復しない
・表面的な言葉に納得できない
・「がんばろう」で動けなくなる
そういう現象が起きる。
これは能力の問題でも、
性格の問題でもなく、
“意識の使われ方の構造”の問題でした。
うまくいかなかったのは、あなたのせいじゃない
これまで、
・努力が足りない
・考えすぎ
・重い
・難しい人
そんなふうに言われてきた人ほど、
本当は
世界を雑に扱えない人だったりします。
白黒で割り切れない。
効率だけで判断できない。
目に見えない違和感を無視できない。
それは弱さじゃない。
ただ、その感覚を扱うための“地図”を
誰からも渡されてこなかっただけ。
私自身がそうでした。
だから遠回りもしたし、
自分を誤解したまま
長い時間を過ごしました。
今は、もう「名前」にしがみつかなくていい
「逆エンパス」という言葉は、
当時の私には必要でした。
でも今は、
その言葉にしがみつく必要はないと思っています。
あなたは
・宇宙人だから生きづらい
・特殊だから理解されない
のではなく、
ただ、深く・広く・多層で
世界を認識しているだけ。
それをどう扱うかを知れば、
人生はちゃんと動き出します。
私は今、
そういう人たちと一緒に、
意識の整理をしたり、
構造を言葉にしたり、
「生きやすい配置」を見つける仕事をしています。
昔の私が、
ずっと欲しかった関わり方です。
あの記事は、今もここに置いておく
昔書いた記事を、
消すつもりはありません。
あれは確かに、
私がそこに辿り着くために必要だった。
そして、
あの記事に救われた人がいるなら、
それは事実として大切にしたい。
ただ、
今の私はここにいる。
あの頃より、
ずっと静かで、
ずっと地に足がついていて、
ずっと自由です。
もしあなたが今、
「どこにも当てはまらない感じ」がしているなら、
それは
どこかがおかしいからじゃなく、
まだ言語化されていないだけ。
大丈夫。
ちゃんと、辿り着けます。
私がそうだったように。
※前に書いた、当時の私の記事はこちら
(※今読むと、少し青くて必死ですが、あの頃の真実です)
投稿者プロフィール

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神﨑 さおり(かんざき さおり)
株式会社フォーマルハウト 代表取締役
1985年 福岡県生まれ。
大学卒業後、大手生命保険会社・人材紹介会社にて約15年間勤務。
営業・マネジメント・人材育成などの実務に携わる。
成果を求められる環境で経験を重ねる一方で、
「結果だけでは満たされない違和感」をきっかけに、
人生や意識の在り方、世の中の森羅万象の仕組みそのものを探究するようになる。
心理学・脳科学・占星術・思考構造・現実創造の仕組みなどを通して、
人がどのような意識状態で人生を選び、現実を創っているのかを研究。
現在は
霊性開花(魂・意識・現実を一致させ、愛と調和の意識で人生を創造する技術)
自己統合
意識構造の再設計
を軸に主に個人セッションを行っている。
答えや正解を与えるのではなく、
その人自身が人生の主導権を取り戻し、
本当のゴールや感覚を思い出していくプロセスに伴走することを大切にしている。
保有資格
・全米NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー
・日本NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー
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