元「自己愛者・モラハラホイホイ気質」の私が今感じていること

こんにちは!霊性開花コンサルのSAORIです。

パートナーシップに違和感を抱えている方をはじめ、
家族や職場や友人など
人間関係に違和感を抱えて疲れちゃってる方。

人間関係で消耗する必要はないよ、
「すぐに離れろ」っていう情報がよくありますが、

簡単に離れられないような
身近な人間関係になればなるほど、
その問題は深刻化しやすいです。

家庭内や職場内などの
他者の目が行き届かない
小さなコミュニティ内で問題が発生するからです。

というか、
問題が顕在化したときってもう深刻化しているケースがほとんど。

なぜなら、
本来なら「ヨコ」のフラットな調和状態が人間関係のはずなのに、
上下関係のような「加害者・被害者」の構図がそこにはあるからです。

理不尽なことを言われたりされたりしても、
「俺が・私が我慢しとけば波風立たないかな?」って
被害者側が思ってしまうから。

その場で「それおかしくない?」って言いすぎると、
人間関係に波風が立つのを分かってるので、
無意識レベルでそれを避けて、
その場を調和状態でおさめようとしてしまう。

言い争いにならないように、
良きに計らい、丸くおさめてしまう。

それが大人の対応だ、それが社会人としてあるべき姿だ、
それが母親として良い対応だ・・・みたいに、
「うまいこと立ち回ってしまう」んですね。

被害者になっちゃう、
消耗しちゃう人の多くが

いい人だし、優しい人だし、
物わかりが良いとされる、
模範的な大人ですよね。

社会適応力も高いし、コミュニケーションも円滑です。

いい大人だし、
いい年だし、
言わない方がいいよね、
そっちのが優しいし正解だよねって。
それを正義としてそのように立ち回ってしまう。

言いたい放題言うってなんか違うよね。
人に嫌な思いさせるしな、大人げないよね、
自分はいい人でありたいし大人でありたいって。

自己犠牲や消耗をすることなく
バランス良く人間関係構築できてる人はいいんですが、

無自覚・自覚あり関係なく

微細な違和感をスルーするのが当たり前になって
平気なフリをしたり、大丈夫なフリをしたり、
強がったりしてしまうんですね。

魂は違和感感じてるのに、
魂に嘘をついてしまう。

「身口意(しんくい)」が一致してない行動や言動を取ってしまう。
それを積み重ねて、
自分のデフォルト意識・行動パターンとして育ててしまう。

過去の私もめっちゃこのタイプだったので分かります。

私は「人間関係・コミュニケーションは相手ファースト」が
染み付きすぎてるくらいの人間でした。

それでいて、
人と関わることが好きだから、
どんな人間関係もそれでやってしまっていて、
そのやり方が当たり前でした。

そのまま大人になっていったし、
そのままの意識を疑いもせず
仕事もプライベートも過ごしてて
人間関係構築力がそのやり方で磨かれていった感じです。

そして会社員時代は、
「人間関係構築力」をものすごく評価されてて
それが才能だって思って生きてました。
(今思えば間違ってはないんですが、合ってはない)

小さいころは親子関係はじめ
人間関係が苦手な子、一人が好きな子だったにもかかわらず、

10歳くらいでコミュ力が開花して
大人になってみると
・コミュ力高い
・誰とでも仲良くなれる
・愛想がいい
みたいなタイプになっていったので、

20代の頃には営業・セミナー講師・採用育成・管理職・アドバイザー・・って
「人と関わる・人を育てる」才能がスパークしていったんですね。

だから会社員としてはバッチリハマりました。
社内外のすべての人間関係が円滑だったからです。

人間関係のネットワーク網がすごかったです。
みんな喜んでくれてました。

当時20代の私は
余計に「このやり方が正解だよな」って思ってしまい、
そのまま生きてしまいました。

でもその中身・本質は、
小さいころから意識は変わってなかったから、

親にも気を遣い、
祖父母にも気を遣い、
兄弟にも気を遣い、
会社の人たちにも気を遣い、
取引先やお客さまにも気を遣い、
元旦那さんにも気を遣い、
何なら子どもたちにも気を遣ってたと思います。

それが子どものころからデフォルトすぎて、
当たり前の意識すぎて無自覚で分からなかったです。

今振り返ると、
人生で3人だけ忠告してくれてたけど、
当時は何をどう変えればいいか分からなかったです。

高校生の頃の元カレが
「俺だからそういう扱いしないし、
俺だからさおりのこと分かってるからそのままでもいいけど、
さおりのそのスタンスって都合のいい女への道まっしぐらよ」

大学生の頃に男友達が
「相手を大事にするのと同じくらい、自分のことも大事にしなね」

1社目で働いてる20代前半のときに上司が
「他人の人生じゃなくて、自分の人生を生きろよ」

って言ってもらったのが印象に残ってます。

多くの人は褒めて評価してくれてたけど、
この3人だけは忠告してくれていたんですね。

今思えばこの3人は私に
「それ、めっちゃバランスが悪いよ」って教えてくれてたんだけど、
染み付きすぎて分からなかったし、
変えようにも、誰に学べばいいのか分からなかったんですね。

結果として
人と関わる仕事をしてるし、
それしかできないし・・・って
コミュニケーションや人間関係、
心理学を学んでいくようになって
今に繋がる知識や経験をつけていくことができたので
良かったのですが、

若いころの忠告どおり、
私の根本の意識が変わってなかったので

その後の私の人生は、
職場で酷いパワハラ被害、家庭でモラハラ被害などなど
数々のハラスメント被害を受けることになってしまいました。

これね、経験したから分かるけど超根深いし、ここまでいくと大変です。
警察や弁護士も関わってきます。

渦中では起きてる関係性がパワハラだ、モラハラだって気付けず、
自分が被害者であり当事者であるっていう意識も自覚もなかったんです。

当事者も分からない、
周りから見ても分からないのが
この問題の恐ろしいところなんですね。

パワハラ・モラハラの加害者って
周りから見ると「ちゃんとした人」であることがほとんどです。

被害者が「違和感」を感じた時点で気付けて
関係のない第三者に相談できると一番いいです。

多くの場合は
第三者に状況を正確に分析してもらって
教えてもらわないと分からないんです。

だって
被害者は加害者に洗脳されちゃって
意識が健全じゃなくなっちゃうのがパワハラ・モラハラだから。

健全じゃない意識なので、
自分で気付けないんですね。

人間関係のつくり方の本質、
人との関係性における意識のつくり方なんて、
学校でも習わないし、
誰も教えてくれないですよね。

私の場合はモロそれで
問題の渦中は「自分が被害者である」ということがまったく分からず、

もちろんパワハラ・モラハラ情報なんかに触れても、
自分に起きてるなんで1ミリも思わなかったです。

「自分の努力不足だな」って無自覚に無理を重ねて
結果的に大きな問題が引き起こされてしまいました。

おかげさまで(?)
意識を変えることにたどり着いて、
人間関係の自立ができて
今はお客さまに教えられるようになりましたが、

逆に言えば
「ここまで大きな問題にならないと気付けなかった人間」なのが過去の私です。

人間関係得意みたいに見えて、
本質的には人間関係の自立ができてなかったんですね。

アドラー心理学では、
「人の悩みはすべて対人関係の悩みである」と言いますが、
お客さまのご相談に乗ってると、

本当の意味で
フラットな、対等な人間関係をつくれている人って少ないんだな・・・。
なるほどなぁって感じます。

そもそも「人と仲良くしなきゃいけない」「人と調和しなきゃいけない」
「人を理解しなきゃいけない」「人を喜ばせなきゃいけない」
「笑顔で過ごさなきゃいけない」「うまく立ち回らなきゃいけない」
「ギスギスするのは嫌だ」みたいに思いすぎる人が多いから。

今日のテーマの「自己愛者・モラハラホイホイ」という
言葉がこの世にあるのは、
自身の問題解決をした後から知ったのですが、

この言葉の意味は、
自己愛者・モラハラ気質の方のターゲットになる気質の持ち主の方のことです。

過去の私はこれにあたり、
気付かぬ間に見事に被害にあっていて、
問題をハッキリと自覚したときはとんでもないことになってました。

※自己愛者・モラハラ気質で加害者気質パターンの意識の課題は別にあります
今日は書きませんが、需要があれば書きますw

「優しすぎるからだよ」とか
「相手に合わせなきゃいいんだよ」とか
「境界線を持ちましょう」とか
浅いアドバイスでは根本的には治らないです。
そんな簡単に終わらせられないんです。

どんな人にも優しくできる、
どんな人とでも仲良くなれるというのは、
言ってみたら「人を嫌いになれない」「人を憎めない」気質の人なんですね。

相手に違和感を感じても、
酷いことされても、酷いこと言われても、
「でも良いところもあるしなぁ」
「嫌な思いさせちゃってるしなぁ」
「俺・私にも改善点があるかもしれないしなぁ」

みたいな感じで、
相手のせいにせずに、
自分の努力でカバーしようとする癖ですね。

自分の意見や気持ちなんでフル無視して、
人間関係・コミュニケーションは
「相手ファースト」を徹底しちゃうんです。

もちろん他者と関わるうえで
相手ファーストは当たり前だし、
それがないと人との関係構築ではできないです。

自己愛者・モラハラ気質の方は、
人との本当の意味での関係構築はできません。

だけど、

相手ファーストに偏りすぎると「自分の人生」を生きられない、
「自分の存在価値やアイデンティティ」を意識ごと
他者に乗っ取られてしまいます。

気付かない間に
他者に奪われ、他者に支配されてるのに
「自分が悪いんだ」って苦しんでしまいます。

「自己愛者・モラハラ気質」の人が相手だと、
なおさらそれはひどくなります。

なぜなら相手は
「自分のために他者を道具のように使う」
「自分の思い通りにするのが当たり前」
「相手の気持ちは関係ない」
「相手の考えは関係ない」
がデフォルトの意識だからです。

配慮や思いやり、共感性の欠如とか言ったりしますが、
こんな人を相手に
相手ファーストの関係構築をしようとすると、

少しずつ洗脳されて意識が狂っていくし
エネルギー状態が悪くなっていくし
限界を超えてぶっ壊れて当たり前です。

昔の私は
「私は運が良くて、人徳には恵まれてて、
人生で嫌な人に出会ったことないし、
周りはみんないい人だよ」って豪語してましたw

人が喜ぶのが好き、人が笑ってくれるのが好き、
人とのコミュニケーションが好き、
人の役に立つのが好き、
それだけで生きてたんですね。

今も変わらずそんな要素はあるんです。
そのオープンで楽観的な気質のおかげで、
本当に素晴らしい人たちともご縁ができてるのは事実なんですが、

同時に当時は
「この世に悪人はいない」みたいな性善説の意識世界に生きていたので、

人を疑うことを知らな過ぎて、
誰でも構わず「みんないいところあるよ」って受け入れすぎて
人の悪いところよりも良いところを見て
人を信じることしかしてこなかったので
大きな問題まで発展してしまいました。

適応力や受容力が高いところ、
人や環境や場面に息をするように合わせられるところ、
人とのコミュニケーションを楽しめるところ、

・・・抜群の柔軟性と社交好きは
いいところでもあるんですけどねもちろん。

相手を信じていい、相手を許していい、
相手を受け入れていい、

過去の私は、
こういう物事にデッドラインというものがあることを
知らなきゃいけなかったんです。

きっと分からせるために大きな問題になったんだと思います。

「嫌いな人がいる、苦手な人がいる、許せない人がいる・・・」って
人間やってたら当たり前のことです。

「人と繋がる」「ご縁は大事」ってのもあります。
人間関係を大切にしていく意識も大事です。

だけど「人との縁を切る」ってのも当たり前だけど大事です。
おかしいものはおかしいからねw

良縁もあれば悪縁や腐れ縁もある。
ソウルメイトもいればカルマメイトもいる。
「みんないい人」じゃないのがこの三次元世界であり現実です!w

人間は陰陽。
光と闇を一人ひとりが持ってて当たり前です。

人や環境の影響は受けるから、
誰と繋がるのか、どこにいるのか?って大事です。

度を超えてるなら、
許しちゃいけないラインがある。

そこに気付かなきゃいけません。
まだ「縁が切れてない」のであれば「ちゃんと切る」必要がある。

もちろん
「ちゃんと理解し、ちゃんと切れる自分の意識を持つ」のが先です。
それがカルマの解消に繋がってたりします。

気にならない・気にしない・平気だよ・大丈夫だよって
優しすぎる、楽観的すぎるのは、
人を受け入れて癒すことができたりもしますが、
時に大事なことに気付けず弱点になります。

いつも言ってる
自分の性質を理解し、ちゃんと扱えるようになるって
こういうことですw

悪縁・カルマと言われる繋がりを持ったまんまだと、
今後の人生や自分の未来にずーーーっと影響しますからね。
命を終えるまで。嫌ですよね。

自分の人生を、自分自身の存在価値を、
創造したい未来を守ってあげれるのは自分だけ。
自分の大切な人たちとの良縁を守れる自分にも繋がります。

何言ってんの?!それ当たり前のことだから!ってことに
ナチュラルに気付けないのが
過去の私のような「自己愛者・モラハラホイホイ気質」です。

本当の本当にクリアな意識で、
完全にデフォルト高波動領域で生きていて、
すべてのカルマの清算が終わってて
本当に「みんないい人」「全部良縁です」の場合もあると思いますが、

「本当はどうかな?」「本当に合ってるかな?」っていう
本質を見抜く目線も忘れちゃいけないです。

私はこれからもお客さまの未来を守り続けます。
体験セッションはこちらからどうぞ!!

投稿者プロフィール

SAORI
SAORI
プロフィール
1985年福岡県生まれ。株式会社フォーマルハウト代表取締役
大学卒業後、15年間大手保険会社と人材紹介会社で営業組織マネージャー、セミナー講師、営業所長を経験後独立
会社員時代は年間50億以上を売り上げる、全社1位を取って表彰される、などの大きな結果を出し続けるものの、どれだけ結果を出しても本当の喜びや幸せを感じられず違和感を抱え人生に苦悩する。
累計1000万円以上セミナーやコーチングに自己投資をし、300冊以上の専門書を読み、15年間学び続け答えに辿り着いた過去を持つ。
プライベートでは結婚、妊娠・出産、離婚などの経験も経て、自身も根深いトラウマを開放し、本当の喜びや幸せにたどり着く、理想の人生のつくり方「五次元創造力」のオリジナルメソッドを体系化。
現在は個人セッション「コロンブスの魔法」として提供しており、クライアント自身が五次元以上の高い次元の意識レベルで本当のゴールを持ち、理想の人生を創造する力を身に着けるための「五次元創造力」を身に着けることサポートをしている。
脳科学・心理学・霊視・占術・波動などの五次元的アプローチと、1万人以上のセッション経験、専門知識で正確に状況を分析し、本質的な問題解決、本当のゴール設定、本当のゴールへの的確な伴走を得意とする。
クライアントの人生がより良い結果へ。
 
資格 
全米NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー
日本NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー